Dataverse

ローコードプラグインを使ってみた(プレビュー機能)

投稿日:2025/8/7
投稿者:関


筆者はC#プラグインを多少勉強していますが、実務経験はありません。
一度、お客様の環境でC#プラグインの変更を検討しましたが、自信が無く別な機能で代用しました。
(その為、データ内容を画面に即時更新されない、お粗末な機能になってしまった)
もっと簡単にプラグインができないかと調べてみると、ローコートプラグインなるものがありました。
(2023年10月よりプレビュー公開中)
今回はこの機能を試してみたいと思います。

ローコードプラグインとは

ローコード プラグインは Dataverse データベース内に保存され、Power Apps と Power Automate にシームレスに統合できます。 ワークフローの動作は Power Fx の式言語を使用して定義され、Dataverse コネクタを使用して Power Platform ビジネス データや外部データ ソースに直接接続できます。 ローコード プラグインを使用すると、作成者は最小限のコーディングの専門知識で複雑なワークフローを迅速に構築でき、その結果、より合理的で効率的なデータ アーキテクチャを実現できます。
Dataverse のローコード プラグインを使用する(Microsoft Learn)
※便利そうです

アプリを再生すると下記のアプリが起動します。

インスタント ローコード プラグイン

この機能はMicrosoft Dataverse の関数 (プレビュー)に置き換えられるみたいです。
★インスタント ローコード プラグインは優先順位が下がり、機能として提供されません。

自動ローコード プラグイン

※今回はこちらを試してみました。

実現したいことは、項目の更新前と更新後の値を別な項目に追記して、メールで通知するというもの。
(メール通知はPower Automateで実施の為、省略)

定義

項目:説明(監視対象)、備考(監視対象)、更新項目一覧(更新前後の値を格納)

※OldRecord は更新前、NewRecord は更新後の情報が格納されていました。

テスト結果

入力

保存

入力

保存

※いい感じで動作しました。
他には、入力値に対してエラーにすることも可能でした。

※作成したプラグインは、Dataverse のテーブル・モデル駆動型アプリ・キャンバスアプリで利用可能でした。

まとめ

2023年10月からプレビュー公開されていますが、なぜ本格提供されないのか疑問です。
きっと、Copilot関連が優先されているのだと思います。
この機能はプレビュー機能であり(仕様の変更や機能停止の可能性があります)、本番環境での使用は推奨されません。

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