投稿日:2025/08/04
投稿者:関
現在、保守しているお客様の環境でデータフローを使ったPower Automateがあります。
そのPower Automateで仕様変更が発生すると検証環境と本番環境の2重保守をしています。
なぜ、ソリューションで移行できないか確認すると、データフローを使ったアクションのパラメータに再設定が発生しているからでした。
毎回、移行の都度パラメータを修正するのを忘れてしまい、本番環境で動作しないことがまれに発生😭
各環境で共用できないか検討してみました。
問題点:アクションのパラメータが移行後、再設定が必要
1.移行元
※GroupとDataflowのパラメータを選択
2.移行後
※選択済みのパラメータ(GroupとDataflow)は、移行先の値と異なるので使えないので、再度、パラメータを選択する必要があります。
移行先の値より、パラメータを環境変数にできないか調査
1) Groupパラメータ
値:9b16af8b-aada-ed38-b8cb-a72de9a2afb7-31c688f59-japan
ここは2つの要素になっていました。
9b16af8b-aada-ed38-b8cb-a72de9a2afb7(環境ID)
※開発者リソースより
31c688f59-japan(deployment + region)
・日本リージョン固定の値に見えます。(他の会社も同じでした)
2) DataFlowパラメータ
値:0360c48f-64a1-4d86-87a5-6a137dedd71e(RelatedDataflowId)
ソリューションのデータフローのソリューションレイヤーのmsdyn_mashupsettingsに記載
パラメータを環境変数に変更
1) Groupパラメータ
2) DataFlowパラメータ
3) Power Automate
※移行先でもパラメータを変更せずそのまま動作しました。(各環境で環境変数の値は設定が必要です)
まとめ
パラメータを環境変数に変更して動作しましたが、Groupパラメータの31c688f59-japan(deployment + region)の部分は、いつまでこの値なのか・今後変更しないか心配です。(Microsoftは仕様変更が多いので・・・)
ここの値を取得する簡単なコマンドは無いのだろうか・・・(PowerShellやAPIで取得できるらしいが・・・)
知っている方がいましたらご連絡ください🙇♂️
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